仕事を進めるにあたって、「アイデア」を生み出すことはとても重要なことです。
むしろ、それが「仕事」といっても過言ではありません。
今回はそんな「アイデア」についてご紹介します。
アイデアの種類
そもそもアイデアとは何か?
私は2種類あると思っています。
- これまでになかった斬新な考え方・やり方を生み出す
- 知と知を結び付けて、新しい価値を生み出す
アイデアを思いつくための方法
このようなアイデアを思いつくための方法をいくつかご紹介します。
創業時ならどうかを考える
仕事となると、どうしても現状の組織や仕事のやり方の枠組みで考えてしまいます。
でも、その枠組みでは発想の展開に限界があります。
私がよく考えるのは、
「創業時ならどのように考えるだろう?」
ということです。
創業当時は、組織や仕事のやり方も何もなかった状態だったはずです。
それでも、先人たちは自分たちで考え、行動して、今の会社があります。
そのような真っ白な状態を自分の頭で想像し、考えることが有効です。
本来の目的に立ち返る
なかなかアイデアが浮かばないときは、
目的を見失いながら、いろんな情報をインプットしていることが多いです。
そんな時は一度、立ち止まって、「本来の目的」を見つめなおしてみてください。
そうすると、「案外、簡単なことだったな」と気づくこともあります。
「目的迷子」にならないように、定期的に本来の目的に立ち返りましょう。
絵を描く
よくあるのが、文章で考えてしまい、細かい言葉に気を取られて、迷宮にさまようことです。
文章ももちろん大事なのですが、まずは「絵を描く」ことをおすすめします。
「絵」といっても、美術作品のようなものを描けとは言っていません。
概念図のようなものです。
- いろんな情報の位置関係がどうなっているのか?
- あるべき姿はどんな図になるのか?
そういったことを「絵」で描いてみると、何か浮かぶかもしれません。
考えに考えぬいて、とりあえず眠る
アイデアは、時間をかければかけるほど、徐々に生まれるようなものではありません。
(むしろ何時間も向き合い続けている状態は危険信号)
アイデアは、「ふとした瞬間に生まれる」ものです。
とはいえ、何もインプットせずに生まれるものでもありません。
考えに考えぬく時間は必要になります。
そして、疲れたら、思い切って眠ってください。
そうすると、翌日の朝にパッとひらめくかもしれません。
私の場合は、平日の仕事中に考えに考え抜いて、休日の朝にパッとひらめくことが多いです。
アイデアを活かすための方法
次に思いついたアイデアを忘れずに活かすための方法をご紹介します。
必ず書き留める
ひらめく瞬間は、本当に一瞬です。
だから、その瞬間を見逃してはいけません。
そのアイデアを必ず書き留めてください、キーワードだけでいいので。
でないと、人間はすぐに忘れます。
このひらめく瞬間は、一度、見逃すと二度と浮かぶことはないかもしれません。
まずは紙で書く→パワポで絵にする
次にそのアイデアを絵にする必要があります。
まずは紙とボールペンでアイデアを絵にしてみましょう。
自由度の高い道具で描いたほうが、頭のイメージをそのまま具現化できます。
次に、その絵をもとに、パワーポイントで絵にしましょう。
相手に伝えるときは、どうしても紙で描いた絵では汚くて伝わりません。
もしも綺麗に絵を描ける人は、それでもいいかもしれません。
私の場合、パワーポイントで清書するようにしています。
対話により、洗練される
自分の中のアイデアを形にできた後は、誰かにぶつけましょう。
一人だけでは、どうしても思考に限界があります。
誰かと対話することで、アイデアは洗練されていきます。
- うまく説明できない部分が明確になる
- 対話によって新しいアイデアが生まれる
このような過程を経て、そのアイデアはもっと価値のあるアイデアへと進化していきます。
おわりに
今回は「アイデア」についてご紹介しました。
もしも、仕事が進まなくて悩んでいるという方は、
ここで紹介したやり方を試してみることをお勧めします。
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