はじめに
皆さんに質問を投げかけます。
『今の仕事に幸せを感じていますか?』
「はい!」とハッキリ答えられる方は、この記事を読む必要はありません。
「答えられない」「言葉に詰まる」という方はぜひ読んでください。
この記事は「今の仕事に幸せを感じるための方法」をご紹介します。
※「別の仕事を探したい」「自分に合った職業を知りたい」といったニーズに応える記事ではありません。それはまた別の記事でご紹介します。
仕事に幸せを感じるって?
そもそも「仕事に幸せを感じる」ってどういうことでしょうか?
みなさんも仕事を振り返ってみてください。
思い出すのは嫌なことがほとんどかもしれません。
でも「幸せを感じた瞬間」は必ずあったはずです。それってどんな時でしょうか?
- 何かを達成した
- 上司・仲間から感謝された
- 今までできなかったことができるようになった
こんなことが浮かぶかと思います。
このように、私たちは「いい仕事をすると幸せを感じる」のです。
いい仕事をするためには?
今よりもっといい仕事をするためには、業務を改善しなければなりません。
今と同じ仕事のやり方で、よりいい仕事なんてできません。
ではどのように業務を改善していくのか?
STEP1「改めて目的を考える」
そもそも今の仕事ってやる必要がありますか?
一番の効率化の手段は、「仕事をやめること」です。
- 誰も活用しない資料の作成
- なんの価値も生まないデータ集計
- 何も決まらない会議
「そんなもの必要ないってわかっているよ!」と思われるかもしれませんが、
意外とそういうこと多いですよ。
まずは立ち止まって、今の仕事が必要か考えてみてください。
STEP2 「業務プロセスをみえるようにする」
製造現場で働いている方は、現場の改善をされているかと思います。
製造現場は工程が目に見えるので、改善に着手しやすい環境と言えます。
一方で、デスクワークの仕事は工程が見えません。
でも工程はあります。
例えば「メール確認」という業務でも
- メールを開く
- メールの内容を読む
- 返信する内容を考える
- 返信内容を書く
- 返信する
のように工程、つまり業務プロセスがありますよね?
このようにまずは今の自分の業務プロセスを見えるようにすることが改善の第一歩です。
STEP3「困っているプロセスを洗い出す」
見えるようにした業務プロセスの中で、「どのプロセスに困っているのか」を考えます。
ここで困りごとを考えるときの魔法の言葉をお教えします。
「めんどくさい」です。
めんどくさいと思うことの多くが
- やりづらいな・・・
- 手順が複雑だな・・・
- 神経を使うな・・・
など、効率化されていないプロセスであることが多いです。
日々、「めんどくさい」と感じているプロセスがどこなのかを洗い出してください。
STEP4「要因を考える」
次に「なぜそのプロセスがめんどくさいのか?」を考えます。
要因は以下の視点で考えると抜け漏れなく洗い出せます。
- インプット情報
- 道具
- 方法
- スキル
この4つの視点をもとに、「それぞれがあったのか?なかったのか?」を考えてみてください。
そうすると、その業務プロセスに足りなかった部分、つまり改善ポイントが見えるはずです。
STEP5「対策の立案・実施」
ここまでくれば、あとはSTEP4で出てきた足りない部分の裏返しが対策になります。
その対策を実施するだけです。
そうすることで、業務プロセスの1つが改善され、それによって仕事の質も向上します。
そして、今よりもっといい仕事をすることができるのです。
ひいては、それがみなさんの幸せにつながるのです。
おわりに
今回は仕事の改善の仕方についてご紹介しました。
「今の仕事をもっとよくしたい」
「もっと仕事を楽しいと思いたい」
と思われている方はぜひ実践してみてください。
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